2008年12月29日

急患「管制塔」で対応 受け入れ病院振り分け 厚労省 このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 急患「管制塔」で対応 受け入れ病院振り分け 厚労省

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厚生労働省は27日、患者受け入れ拒否問題への新たな対応策として、地域の医療機関をネットワーク化して管制塔役を担う病院を定め、病状に応じて患者を振り分ける仕組みの具体案をまとめた。「管制塔機能病院」には救急対応の医師が常駐し、地域内の医療機関で受け入れ困難な場合に患者を引き受ける。病状が落ち着けばネットワーク内の病院に転院させて空きベッドを確保し、次の患者の受け入れに備える。早ければ今年度中に体制整備に着手する考えだ。


 
救急医療では初期救急を担う医療機関、入院が必要な患者を受け入れる2次救急、重症患者を扱う3次救急(救命救急センター)と、病状に応じて受け入れ先が3段階に分かれているが、実際には振り分けが十分機能していない。

 管制塔機能病院の整備は、2次救急医療を担う病院への患者搬送を円滑にし、重症でない患者が救命救急センターに集中するのを防ぐ狙いもある。

 厚労省の具体案では、都道府県が調整役となり地域の複数の医療機関のネットワークを作り、この中で地域の中核的な病院を管制塔機能病院と位置付ける。管制塔機能病院には、救急対応を行う専任の医師と看護師を置き、休日や夜間の輪番制の当番病院に受け入れられなかった患者の最終的な受け入れ先となる。対応できない病状の患者は、救命救急センターなどに再搬送する。

 一方、ネットワーク内の各医療機関は、管制塔機能病院から受け入れる患者用に、ベッドが満床にならないようにするほか、必要に応じ管制塔機能病院に医師を派遣する体制をとる。

 整備を推進するため、管制塔機能病院に対しては、救急対応に従事する医師と看護師の人件費などとして、国と都道府県がそれぞれ年間1000万円を補助。支援するネットワーク下の各医療機関にも、空きベッドの確保や医師を派遣(派遣手当1回1万3570円)した場合の経費の3分の2を上限に国と都道府県とで補助する。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081228-00000058-san-pol

・コメント
 先日、空きベッドがあったのに、受け入れを断っていたなどという事件がありました。しかし水面下には過酷な勤務状態の現状があったそうです。

 産婦人科の当直医2名の対応を、8月28日19時6分から29日8時半にかけて記したもので、当直日誌記録から書き起こしたものだ。同資料中には、患者Aから患者Fまで、患者6人が登場。これだけでも負担の大きさが伺えるが、患者AからF のうち、1人が出産(患者D)、1人が緊急帝王切開で出産している(患者B)。

 
また別の患者は、破水して緊急入院し産科病棟は満床となったが(患者E)、さらに別の患者について「分娩後に大量出血した患者がいる」との受け入れ要請が開業医から寄せられ、他病棟と交渉して収容、対応に追われてもいる(患者 F)。こんな状況下で、産婦人科には救急隊から2度にわたって受け入れ要請があったが、「お産の診察中で、後にして欲しい」、「今、医師が、急患搬送を希望している他医療機関医師と話しをしているので、後で電話をして欲しい」(事務担当者が応対)といった理由で断らざるを得なかった、ということのようだ。この当直医2名は、1睡もしないまま、翌日の業務についたという。



 マスコミはまるで医者は患者のために過労死してもよいといっているようです。最近の患者は権利ばかり訴えているような気がしないでもありません。

 管制塔の話が出てきましたが根本的な医師不足とモンスターペアレントならぬモンスター患者を何とかしない限り、意味を持たないものになると思います。


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posted by kei at 08:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
産婦人科医&小児科医の苦しさ、身に染みます。
マスコミはいかにも、医者が悪いように書くけど、内部のことはまったく判ってないんですよね。
昔、子ども達が肺炎で入院したとき、その総合病院は小児科医が全く足らず、同じ先生が何日も夜勤をされていたことを覚えています。
まずは、近くに「かかりつけ医」を持つこと。妊婦さんも妊娠したら必ず「かかりつけ医」をもつこと。
患者さんにもそこから自覚して欲しいと思います。
Posted by なごみ。 at 2008年12月29日 23:09
コメントありがとうございます。
私もそう思います。責任を他の人に転嫁する前になにか自分でできることはあったはずです。

なぜ起こったのか、原因は別のところにあるかもしれないといったことまで踏み込んでいかないマスコミは信用できません。

偽善者面して面白がって煽っているだけのようで腹立たしいです。
Posted by ケイ at 2009年01月03日 19:30
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